小泉先生とのメール

ニホンザリガニの繁殖行動は、一年に一度だけです。これに失敗すると、また一年待たなければなりません。
失敗した原因を考え、改善策を試せるのは一年後。それでも失敗したら、また一年後。
短期間に検証しようにも、このペースでは、はかばかしく行きません。
そこに来てこの別種の話し。
根本的に成立しない事を一生懸命やっていたとしたら…

ただ、論文の中には「別種かどうかを判定するには今後の詳細な研究が必要」とも記してあります。
詳細な研究とは何なのでしょうか。
別種とされるザリガニを用意して実際に繁殖させてみる、とか?
うちでは繁殖しませんでした。
でも一度だけの結果では絶対的な証明にはなりませんし、そうかと言ってそこに時間をかける余力もありません。
ならば小泉先生に直接お聞きするのが一番早いんじゃないか。
多忙でいらっしゃるでしょうから、返信を頂けるのかも分かりませんでしたが、思いきって質問のメールを送らさせて頂いきました。

ニホンザリガニ研究所

ニホンザリガニの飼育、繁殖。北海道と東北の一部にのみ生息している絶滅危惧種。特に青いニホンザリガニはとても希少です。 2008年より、飼育を開始。これまでの飼育、繁殖を通じて感じた事や発見した事を綴っています。

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