東と西。河川ごと。

小泉先生の論文についてご興味がある、または詳しく知りたい方は、ぜひホームページでご覧下さい。

自分が論文を読んで詳しく知りたかった点。

・日高山脈を隔てた東と西で別種レベルに分化した2グループが存在する。
・河川ごとに独自のDNA型を持つ。

という点です。

要するにどういう事かというと、「網走産と北の瑠璃を掛けてもDNA違うから繁殖しないよ」って事です。
見た目は何にも変わらないニホンザリガニなのに別種って事です。
どうしてなのかとか、そんな理由には興味がなく…
というか、論文良く読めば書いてあるのかな?
自分が知りたいのはただ一つ、本当に繁殖しないのか、という一点だけです。
「大学の先生が研究して、DNA違うよって言ってるんだから繁殖は無理でしょ」
って思うんですが、
「えーー でも見た目全く変わらないニホンザリガニ同士じゃん?!」
とも思います。
うちには網走産のメスと道南産のオスが居て、当然、このオスメスでの繁殖もやりたい訳です。

「でも何??繁殖できないの??」

実際に今年、うちで掛け合わせた網走産と道南産での繁殖は失敗に終わってます。
そういう結果になっても、どうしてもモヤモヤしてスッキリしなかったんです。

ニホンザリガニ研究所

ニホンザリガニの飼育、繁殖。北海道と東北の一部にのみ生息している絶滅危惧種。特に青いニホンザリガニはとても希少です。 2008年より、飼育を開始。これまでの飼育、繁殖を通じて感じた事や発見した事を綴っています。

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