生まれてくる子供

網走青個体復活をかけて、今回、網走の川から採取された茶色のオスを入手 しました。
うちの網走青個体のメスと交接を済ませ、来年春の産卵に備えたいと思います。
さてこれで早速ブルーの誕生!と行きたい所ですが、残念ながら生まれてくる稚ザリガニは全て茶色となってしまいます。
ただ、この茶色の稚ザリガニには半分青色の遺伝子が入っているので、成熟個体にまで育成し、交接させる事によって1/4の割合で青が出てくるらしいです。
繁殖可能な個体まで育成するには最低でも3年はかかると思うので、夢の実現は、まだまだ先の話になりそうです。

ニホンザリガニ研究所

ニホンザリガニの飼育、繁殖。北海道と東北の一部にのみ生息している絶滅危惧種。特に青いニホンザリガニはとても希少です。 2008年より、飼育を開始。これまでの飼育、繁殖を通じて感じた事や発見した事を綴っています。

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