蟻塚のような
19年初夏に孵化したザリガニは、数回の脱皮を繰り返し、成長しました。
うちで繁殖したザリガニ達には、特に隠れ家を入れたりしていません。
なので餌として入れている落ち葉の下に隠れたりスポンジフィルターの間に挟まったりしています。
特にどこにも隠れようとせずに過ごすザリガニもいますが、その中で、スポンジフィルターの下に砂利を塚のように盛り上げ、その天辺に窪みを作って巣穴のような感じにしているザリガニがいました。
「おもしろいなぁ〜 こんなことするんだぁ」
砂利を上手に巣穴のように形成しているのを見て、なんとも器用だなぁ〜と、感心していました。
そんなある日、いつものように小屋に行き、ザリガニの様子を観察していると、塚の天辺に抜け殻が横たわっているのが見えました。
「えっ!! ここで脱皮したの?!」
狭くて小さな窪みの中で脱皮していました。
要するに、この塚は安心して脱皮する為に作られたものだったんです。
砂利を押し除けて、水槽の底を現し、その平らな場所で脱皮するのは何度も見ていますが、その逆に砂利を山のように盛り上げて、その天辺で脱皮しているのは初めて見ました。
生き物って、こちらの思う常識と違う事をやるので面白いですね!
画像ではわかりにくいですが、お山のように盛り上げています。
窪に抜け殻が落ちています。
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