死卵になりました。

網走産の復活をかけて挑んだ今回の繁殖は失敗に終わりました。
原因として考えられる事は何か。

①別種
②生殖機能
③飼育環境

同生息地のザリガニで交配したので、別種の問題はクリアーしています。
生殖機能の障害を持っている可能性はゼロではありません。網走のメスはこれまで何度か交接させていますが、全て死卵です。
なので元々の機能障害がある可能性は否定出来ません。まぁ、これまでは別種の問題もありましたが。
飼育環境の問題ですが、これはまだまだ手探りですし、確立させる事は不可能と考えています。それは毎年完全に同じ環境での繁殖が難しいからです。
水温、水質、ザリガニが産卵するタイミングなど、全てが不規則です。

ザリガニ繁殖はやはり難しいですね。
年に一度しか繁殖しないので、この1年の重さがとてつもないです。
網走の復活は実現するのか…
テンションが下がりますが、次の繁殖まで1年あるので、それまでにはまた噴気するでしょう。

ニホンザリガニ研究所

ニホンザリガニの飼育、繁殖。北海道と東北の一部にのみ生息している絶滅危惧種。特に青いニホンザリガニはとても希少です。 2008年より、飼育を開始。これまでの飼育、繁殖を通じて感じた事や発見した事を綴っています。

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