無事に産卵

道南産ブルーのオスと北の瑠璃メスのペア、網走産茶色のオスと網走産ブルーのメスのペアで今年は繁殖を狙いますが、どちらのメスも無事に産卵してくれました。
ここから孵化までの約3ヶ月間は神経を使いますが、それももう今年で4度目になるので大分慣れました。
これまで何度も失敗を繰り返して、一年に一度だけ、ほんの僅かな調整をしながらここまで来ました。
今でも昨年とは違う微妙な調整をしています。それは稚ザリガニの孵化率をもっと上げる為です。
全て憶測でしかなく、これで間違いないという答えはないです。
孵化率が100%、つまり30個の卵を産卵して30匹の稚ザリガニが孵化すれば、それは限りなく正解に近い繁殖方法と言って良いでしょう。
まぁ、それはなかなか難しいので、それに近付けられるように1年1年調整して行くしかないですね。
産卵した翌日。
卵をお腹に定着させる為の粘膜に覆われています。

ニホンザリガニ研究所

ニホンザリガニの飼育、繁殖。北海道と東北の一部にのみ生息している絶滅危惧種。特に青いニホンザリガニはとても希少です。 2008年より、飼育を開始。これまでの飼育、繁殖を通じて感じた事や発見した事を綴っています。

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