飼育小屋の製作
冷蔵庫を壊してしまった事はザリガニの生死に関わる大事態でした。真冬ならまだしも、5月の気温では冷却設備無しの飼育は不可能です。応急処置として、知り合いからお借りしてきた水槽用クーラーを使用し何とかその場をしのぎました。
狭い水槽にザリガニを押し込め、クーラーで冷やすというのはザリガニにとって良い環境なはずがありません。
この時、以前から作りたいと考えていたザリガニ繁殖小屋の製作を決意、即座に取りかかりました。
仕事が終わったあとに、会社の工場で鉄骨を熔接。自宅で組み立ててからドアや窓の取り付け、壁の下地から仕上げまで、全て一人で作りました。
簡単な骨組みの図面を書き、各部を持ち運べる大きさに製作、各部をボルト締め出来るようにしておき自宅で組み立てました。↓
内部壁には漆喰を塗りました。
塗装やクロスなどよりも湿気を吸収してくれるので心地よいです。↓
外壁はジョリパットで母屋に近い色を選び、仕上げました。内外部の床にはタイルを貼りました。↓
繰り返しになりますが、この小屋は全て自分で作りました。
製作は仕事が終わった後の夜、または日曜日のみで行いました。内部の製作を先行し、ザリガニを移動した後も外壁の仕上げや床のタイル貼りなど、全て完成するまでに丸1年もかかってしまいました。
とても長く辛い作業でした。
小屋を作るのは大変です。でも、それでも頑張れたのはザリガニが大好きだからです。
この小屋の完成に伴い、ずっと失敗し続けていた繁殖に初めて成功しました。
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